RECRUIT

社員紹介

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CASE 02

西脇祐美子さん

社員同士の仲がいい
福祉の世界に飛び込んで
知った
障碍社の
魅力とは?

障害を持っていても、本人が望んでいる生活を送るためにできることはあります。その実現のために、相手と向き合うことを大切に仕事をしているという西脇祐美子さん。普段の仕事や福祉の世界に入ったきっかけについて聞きました。

西脇祐美子さん

2015年5月 入社

サービス提供責任者として勤務

勤務日のスケジュール(一例)

9:30 自宅で書類作成
介助の変更点などのヒアリングをして書類に起こす
ヘルパー・スタッフの予定表を確認
12:00 昼食
13:00 現場が円満に回るような活動
ヘルパー・スタッフのシフト調整や連絡メールや電話のやりとり、新人への声かけ物品を届ける
17:30 仕事終了

現在の業務内容を
教えてください。

サービス提供責任者として、ユーザー・スタッフやヘルパー・スタッフと連絡を取ったり、相談を受けたりといったことをしています。利用者とヘルパー・スタッフとの橋渡し的役割です。

定期的にユーザー・スタッフ宅に訪問したり、カンファレンスを開催したりして、ユーザー・スタッフからヘルパー・スタッフに向けて伝えたいことを共有するようにしています。

私が重視しているのは電話やメ―ルだけではなく、なるべく月1回は訪問しユーザー・スタッフと話をすることです。ユーザー・スタッフに主体性を持った生活を送っていただく為やヘルパー・スタッフと交流を持つことで介助現場の声を聞き大切にしています。実際に訪問することで何かあった時に相談しやすい環境に繋がると思っています。

福祉の世界に入った
きっかけは?

兄が頚椎のヘルニアになったのがきっかけです。兄は神経が一部壊死して握力も弱くなり、歩けなくなったのですぐ入院になりました。身体検査では実年齢が30代なのに骨密度は60代という状態で、「車椅子を覚悟してください」と言われるほどでした。

それから自分にできることを探し、福祉の世界に興味を持ちました。兄の病気をきっかけに、1日1日を大事にしたいと思うようにもなりましたね。

この仕事を選んだ
きっかけは?

高齢者福祉施設で働いてるとき、福祉のあり方に疑問を持ったことがきっかけです。

施設で働くことに慣れ、周りに目を配れるようになると、ヘルパー目線で働いていることに気がついたんです。人手が足りず、決まった時間だからとトイレに連れて行き、お腹が空いていなくても無理やり食事を取ってもらうことがありました。

人手不足に加えて、施設では認知症の方や発声できない方も多く、本人ではなく家族の希望に沿った生活プランを立てることになります。それはやむを得ない事情ではあります。

老いは仕方がなく、できないことが増えるのは自然なことです。ですが、ユーザー・スタッフが自分の要望に応えてもらえない環境に矛盾を感じ始め、こういう福祉のあり方に疑問を持つようになりました。

また、息子の足に腫瘍ができて入院と手術をすることになったのですが、息子の入院先にいた知的障害者や難病の子どもたちがみんな楽しそうにしていました。気管切開をしている男の子も、声を発声できる装置で笑っていたり……みんな辛いはずなのに、笑顔が溢れていたんです。

その光景を見たときに、「今度は人を笑顔にするような仕事をしたい」と思いました。

入社までの経歴を
教えてください。

元々は飲食店や工場の検品作業など、介護や福祉施設ではないところで働いていました。

その後、高齢者福祉施設に就職して8〜9年働いたのち、パーソナルアシスタント町田に入りました。

訪問介護の仕事の
魅力は?

ユーザー・スタッフのやりたいことを尊重し、本人が望んでいる生活スタイルに合わせて介助ができるところです。

ユーザー・スタッフが外出したいときに外出するような、自由な生活のサポートをできるのが訪問介護の魅力です。

職場の好きなところを
教えてください。

とにかくみんな明るいですね。職員同士の仲がよく、そんな環境がとても好きです。

直行直帰で横や縦のつながりが薄かったりしますが、弊社はカンファレンスなどで意識的に交流の場を作り、みんなに参加してもらっています。

人とのつながりを大切にし、相談や連携を取りやすい環境づくりにも取り組んでいます。

また、弊社の「セルフケアマネジメント」という理念に共感を持つ職員が集まっているので、同じ理念を持つ同士仲良くなりやすいです。

これからの夢や目標を
教えてください。

重度訪問介護制度についてもっと知ってもらいたいです。

もし在宅で一人暮らしをしたい当事者がいたら、重度訪問介護の選択肢を持ってもらいたいですね。

退院後の生活を考えたときに、「施設」や「家族介助」しかない場合と、ヘルパー・スタッフにサポートしてもらって生活できることを知っている場合とでは、選択肢がまったく変わってきます。

本人の意思があれば、制度を使ってヘルパー・スタッフにサポートしてもらいながら自分らしい生活を送ることができます。

「障害を持っているから諦めないといけない」というネガティブなイメージを払拭していきたいです。

最後に、就職を
考えている方へ
メッセージをお願い
します。

未経験・無資格から始められ、本人が望めばスキルアップできるのが弊社の魅力です。

大変なことも多いですが、職員同士の仲がとてもいいので、働きやすい職場だと思いますよ。