RECRUIT

社員紹介

RECRUIT

CASE 03

中野恵時さん

主体的に働く
「セルフワークマネジメント」って?
ここだからこそできる
ヘルパーの働き方

「利用者にとって何がいいかを深く考えて働けるところが魅力です」そう目を輝かせるのは、ヘルパー・スタッフの中野恵時さん。利用者とヘルパー・スタッフが相互にコミュニケーションを取ることで、利用者の送りたい生活を実現しています。障碍社だからこそできる働き方について、中野さんに聞きました。

中野恵時さん

2015年〜 アルバイトとして入社

2017年〜 正社員

勤務日のスケジュール(一例)

日勤の場合

7:00 起床 朝食
8:00 自宅出発
9:00 訪問先到着 利用者の外出準備、着衣介助、荷物の準備
10:00 外出 公共交通機関で移動
11:00 病院に到着(通院)
13:00 病院を出て移動
13:30 帰り道でランチ
16:00 帰宅 着衣介助、荷物の片付け、家事援助(掃除洗濯)、
飲水介助、入浴準備
17:00 勤務終了
18:00 帰宅 自由時間

夜勤の場合

19:00 夕食
20:00 自宅出発
21:00 訪問
就寝までに洗面、洗体、就寝準備
就寝中はコールを使って呼んでもらい、利用者の希望に応じて
体位交換簡易的なマッサージ
6:30 起床準備(朝のルーティン:飲み物、洗い物の片付けなど)
7:00 起床(体位交換、簡易的なマッサージやストレッチで
目を覚ましてもらう)食事介助、車椅子の移乗、着衣着脱
8:00 勤務終了
9:00 帰宅

現在の業務内容を
教えてください。

介護福祉士として働いています。日勤と夜勤を含め、ヘルパー・スタッフとして現場へ出ています。

入社当初は大学生で、2年間アルバイトとして働いていました。

日勤では主に食事介助や身体介護、生活援助をしています。夜勤は食事介助、夜間の体位交換といった身体介助が中心になります。

勤務体系に慣れるのに最初は苦労しましたが、たとえば夜勤前に1時間、夜勤の後に1時間くらいこまめに仮眠をとることで、睡眠不足を解消するようにしています。

入社までの経歴を
教えてください。

大学は福祉系ではなく、野生動物の研究をしていました。

親戚の手伝いを理由にグループホームでアルバイトを始めたのがきっかけで、介護の世界に入りました。介護以外のアルバイトもやっていましたが、肌に合うと感じたのが介護の仕事でした。

グループホームは学業の関係でやめてしまいましたが、その後ネットで地元近くの求人広告を探していて弊社を見つけ、入社することになりました。

この仕事を選んだ
きっかけは?

他の職種ではビジネスライクな関係が多いと感じていましたが、介護職では利用者との関係がより近く、働きやすさを感じました。もちろん、礼節をわきまえるのは大前提ですが、利用者と「ネイバーライク」で付き合える仕事だと思います。

訪問介護の魅力は?

施設の場合どうしても一対多数の介助になり、何人もの利用者に目を配らないといけなくなります。そのためグループホームで働いていたときは、一人一人との接点や交流が相対的に浅くなってしまっていました。

一方、訪問介護は一対一の介助なので、ユーザー・スタッフとのコミュニケーションが密に取れます。距離感をつかむ難しさはありますが、一人一人と向き合い、ユーザー・スタッフにとって何がいいかを深く考えて働けるところは大きな魅力です。

仕事で
嬉しかったことは?

ユーザー・スタッフの抱えている問題を、利用者とコミュニケーションを取ることで一緒に解決していけることが嬉しいです。なにか問題があれば共有してもらい、解決のために手伝っていけることにやりがいを感じます。

日常のさりげないことでも真剣に考えています。

たとえば、一人では外出できない方と一緒に外出したり、車椅子でも一緒に行ける食事処を探して一緒に行ったりすることがあります。外出や日々の生活の仕方は、個人の意見を尊重しています。

障碍社の理念について
どう思われますか?

「セルフケアマネジメント」は利用者の、「セルフワークマネジメント」はヘルパー・スタッフの、それぞれ【権利】と【責任】を尊重する理念であると捉えています。

これらの理念によって、利用者・ヘルパー・スタッフお互いが自分の頭でよく考え、コミュニケーションをとり、相互理解を深めていく。その循環によって双方が成長し、よりよい相利共生が育まれると思っています。

職場の
好きなところは?

福利厚生がしっかりしているところです。

私は有給を年間10日以上取得していますし、保養所もあります。現場勤務を休みたい場合は、ヘルパー・スタッフ間で交代しながら休みを調整しています。

また、週に32時間以上の勤務で正社員待遇になりますがそれに満たない時間でも社会保険や雇用保険があり利用できる福利厚生がたくさんあります。こうした雇用制度がしっかりしているので安心して働けます。

これからの夢や目標は?

介護の仕事を世間にとってのスタンダードにしたいと思ってます。

介護職はお給料が安いであったり、大変であったりというイメージがあると思います。しかし、想像より充分なお給料をいただけていますし、イメージより辛いとも感じていません。

それに、コロナ禍になって他業界では給料が減る人もいましたが、介護業界は衛生管理の徹底こそあれど、給与面での大打撃はありませんでした。将来的な機械化による雇用喪失という点においても、対人関係が重要視される介護業界には十分な耐性があると考えています。介護は今後も安心して働ける職種の一つであると思います。

このようなことを自分たちから情報発信し、みなさまに介護の実態を知ってもらいたいと考えています。その結果、介護職のイメージが刷新され、働く選択肢の1つとして介護職が自然に挙がるような社会になればと願っています。

最後に、就職を考えている
方へ
メッセージを
お願いします。

まずは身構えずに、実際に働いてみてほしいです。

そこで自分が感じたことを元に、働いていくかどうかを判断していただければと思います。働いていけるならよし、やめてしまったとしてもその情報は会社にフィードバックされます。このメッセージを読んだ方が、どのような形であれこの業界の歩みに関わっていただけたら幸いです。